姫路の陶器市

ここ一ヶ月クリスマスや催事の準備などで慌しくしていましたが、限定品なども工場からUPしてきて、今月中旬には皆様に無事お見せできるようになりそうです。今回の新作は久しぶりのアートヌメレザーシリーズの新柄です。新年に向けて、お財布買い替えをご検討の方は楽しみにお待ちくださいね!

そんな冬の気配も深まってきた今週末、世間はハロウィンで盛り上っていましたが、私は友人と一緒に姫路城下で盛り上がってきました。(笑)

その名も 全 国 陶 器 市 !

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世界遺産 姫路城のお膝元で開かれる、全国の窯元が集まる陶器の即売会で、市場よりも安価で陶器が手に入ったり、作家さんから直接買うことが出来たりします。

お話している中で、陶器と皮革は「天然素材」、「気候や天候の変化を職人が肌で感じながら仕事をする」という点で、とても似ているなと思いました。

陶器作りは、土という天然の素材で形を作り、絵付けをし、窯で焼き上げますが、皮革製品も、動物の革を使い、染めてデザインを施し、縫い上げて仕上げます。

そうやって作られる天然の手作り品との出会いは、まさに『一期一会』!

今回見ていた陶器たちも、一見同じデザインでも、よく見ると刷毛の跡や釉薬の流れ方など全てが違い、友人とあーだこーだと言いながら市を巡る時間はとても楽しかったです。

ヒラメキの革製品も陶器と同じく、革の仕上がりは、その時の気温だったり、素材の原皮の状態によっても左右され、全く同じ様には染めることが難しいものです。その表情の違いが本革の味わいであり、また職人の腕の見せ所でもありますが…。

お客様にも「前回見た色が欲しかった…」とか、「こっちの方が好き!」と、同じ商品について見比べて比較して検討される方が沢山います。天然素材を使って、手作りされたものはどれもほんの少しずつ違いがあるので、全く同じものとは再会出来ない事の方が多いかもしれません。ヒラメキの直営店は現在大阪と福岡のみなので、直接手にとってご覧頂くことが難しい状況で大変申し訳ないのですが…ご旅行や帰省などで、お近くに来られた際には、是非お店にお立ち寄り頂き、革の風合い、香りなどを直接楽しんで頂けたらと思います。

最後にこちらがお迎えすることになった新しい陶器たち。手書きの薔薇皿をはじめ、木の実の様なぽってりしたフォルムに愛着が沸いてしまって手放せなくなった作家さんものの花瓶など…早速家で飾ったり、眺めたりして楽しんでいます。

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この日は、タマゴかけご飯専門店「たまごや」さんや、パン屋「ベーカリー 燈(ランプ)」さんなどにも訪問。どちらも本当に美味しく、温かみのあるお店でしたので皆さんも姫路散策の際は是非♪

投稿者:

AO

レザーブランド、HIRAMEKI.[ヒラメキ]の商品企画&デザイナー。

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