お疲れ様と、よろしくね。

先日、型押し屋さんに訪問した際、モリスのシリーズ始まって依頼、ずっと使い続けてきたモリスシリーズの押し判を、作り変える事になりました。

やはり金属性のものでも、何万回と回数を重ねて高圧で熱を加えながら押し続けていると、少しずつ磨耗してきていたようで、よく押される範囲だけ、色が変わっていますね。

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そもそもモリスシリーズの判は、ウィリアム・モリスのデザインから新たにパターンに描き起こして別注で作ったヒラメキのオリジナルです。

判を大型のホットプレス機にセットして、判押しする革の性質や状態に合わせて、時間と温度設定、台の高さなど様々な調節を行いながら、判を押していきます。私も職人さんにこの作業を見せていただきましたが、素材に合わせて…というのがかなり難しいポイントで、革の中の成分というのはなかなか目には見えない部分なので、テストを繰り返しながらその特性を少しずつ見極めていき、そのベストな仕上がりを探すというのは、かなり職人度の高いものでした。

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一枚一枚、セッティングも手作業。商品に縫製されて仕上がった時、キレイな柄が出るように、それぞれの革サイズにあわせたポジショニングも、この職人さんによって行われています。

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下の写真が、新しく仕上がった新品の判と(下)旧判(上)。旧判は本当に長い間活躍してくれました。色味もなんだかいぶし銀が効いていてカッコいい。(笑)ヒラメキの歴史の一旦を担っているといっても過言ではないくらい、長く使ってきた判なので、ゆくゆくは、新大阪店にでも記念に飾ろうかな?と思ったりしています。

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新しい判も、テスト押ししたらキレイに仕上がりましたので、これから徐々に皆様のお手元に届くことになると思います。皆様にこれからも末永く愛されますように!