こちらのブログの更新も久しぶりで気が付けば今週から12月です。
HIRAMEKI.のお店でも、先週からクリスマスのイベントがスタートしました。
今回は、ロシアのE.T.Aホフマンが綴った「クルミ割り人形」のお話をモチーフに、クリスマスイベントとして開催しています。
WEBサイトでは、絵本のようなくるみ割り人形の物語も読むことができますので、ぜひお楽しみください。
私がくるみ割り人形のお話をクリスマスに取り上げたいと決めたのは、もともとチャイコフスキーの音楽が好きだったことがきっかけです。そこから、バレエや映画、小説など、様々な解釈がされたくるみ割りの世界を見てきて、この夢のある作品を、もっとみんなに知ってもらいたいと思いました。
今回、クリスマス限定のお財布のために描いたデザインは、”少女の見た夢の世界”がテーマ。
主人公マリーが、くるみ割り人形に連れられて、夢のお菓子の都に導かれていくシーンです。幼い頃の私にとっても、ツリーを飾る日は一大イベントで、とてもドキドキワクワクしたことを思い出しました。きっと煌めくツリーを見たマリーも、夢の世界とつながっているような感覚がしたのでは、と思います。
また、今回の絵は、北欧の切り絵作家、アグネータ・フロックさんからイメージを貰っています。優しい色使いと、ストーリー性のあるアグネータさんの切り絵の世界は、まさに見ている人を夢の世界に連れて行ってくれるものばかりで、出てくる生き物たちもどれも愛嬌があって、魅力的ですよ。
実店舗のお店では、ツリーに飾るオーナメントもレザーでご用意しています。今年のクリスマスは、ぜひ少女の見た夢の世界をのぞきに来てください!